その他の疾患

①慢性疼痛

慢性疼痛は、神経損傷によって発生している痛み(神経因性疼痛)をいいます。これは難治性であることから、これらの痛みは慢性疼痛といわれています。急性痛は身体が受けた障害の警告反応として捉えることができますが、慢性痛はその後も痛みが続きます。身体への警告反応としての意味は薄く、慢性的な痛みを持つ人の多くは精神的な抑鬱状態にあり、家庭生活や職場上でのストレスを経験しています。慢性疼痛と抑うつはコインの裏表のように密接な関係があり、慢性疼痛そのものが抑うつの等価症であるという考え方もあります。

慢性疼痛の概念として
・炎症などの肉体的な痛みの原因を除去しただけでは改善しない。
・身体の痛み、心の痛み、社会的な痛み、霊的な痛みの4要素に気配りした治療が必要。
・多職種による総合的な治療の関与が必要。
・慢性疼痛の治療には精神的なケアも含めた全人的な治療が必要。
 と言われています。
悩まずに、まず当院にご相談ください。

②慢性疲労症候群

慢性疲労症候群は1980年代後半、アメリカで提唱された疾患です。日本においても最近注目され始めています。激しい全身倦怠感、疲労感が比較的急激に起こり、その他に多彩な症状を伴う原因不明の病気です。人口のおよそ0・3%にみられ、20~50代に発病します。かぜのような感染症が引き金となりますが、原因は不明です。

【症状】慢性疲労症候群とは、日常生活に影響をきたすような強い疲労感が6ヶ月以上続く状態をさします。つまり病気の状態です。体を休めても疲労が回復しないほか、関節痛や頭痛などがあらわれる、睡眠障害や脳機能障害、そして精神障害などを引き起こすと言われています。単に疲労を蓄積しただけの「慢性疲労」や抑うつ状態である「うつ病」と異なる病態です。

慢性疲労症候群の典型的な症状は次のようなものがあります。①日常生活に支障をきたすほどの重い疲労感が長く続く。②筋肉痛、関節痛、頭痛など。③不眠や過眠などの主民障害。④抑うつ状態や不安などの精神障害。⑤思考能力や記憶力の低下などの知的活動障害。

【病因】ストレスによる体調の変化と遺伝的要因によって引き起こされる免疫や内分泌、神経の異常が組み合わさって発症するものだと考えられていますが、はっきりとは解明されていません。

【当院での治療】詳しい診察や血液検査、場合によってレントゲンなどの画像検査を行います。治療は大きく3つに分けられます。①薬物療法(消炎鎮痛薬、抗うつ薬や抗不安薬、抗アレルギー薬、漢方薬)。②栄養、ホルモン療法(ビタミン(Vit.C, B12など)点滴、サプリメント、ナチュラルホルモンなど)。③理学療法。症状に精神的な側面が強い場合、心療内科に紹介させていただくことがあります。

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